人や状況でこんなに違う基礎代謝量 | 基礎代謝を上げるダイエット通の日記【筋肉・入浴方法など秘蔵ノウハウ公開中】

カテゴリ: 人や状況でこんなに違う基礎代謝量

まず自分の基礎代謝量を把握する

基礎代謝とは、生命を維持するために必要な最低限のカロリーのことです。
言い換えれば、人は何もしないで寝ているだけでも、基礎代謝分のカロリーを消費するのですが、ダイエットをしようと思うとき一番の基本は、自分の基礎代謝量は何kcalなのかを知る事から始まります。

もし、手っ取り早く痩せようと思って、基礎代謝量以下のカロリーしかとらなかったら、それは生命の維持が出来ないという事ですから、人の身体は生命の危機を感じて、必要なカロリーのレベルを下げるために体温を下げます。

体温が下がれば基礎代謝量は減ってしまい、元の基礎代謝量以下のカロリーしかとっていないのに、実際はちっとも痩せないという結果になってしまうのです。
それどころか、身体を壊してしまいます。
極端なカロリー制限はかえって逆効果になるわけです。

そのためにも、自分の基礎代謝量は自分で把握しておかなければなりません。
ではその基礎代謝量はどうやったら知る事が出来るのでしょうか。

方法はいくつかあります。
家庭用体重計で、体組成を測れる機種があって、体脂肪率や内蔵脂肪レベルなどと同時に基礎代謝量を簡単に知る事が出来ます。

また、厚労省から出されている『性・年齢階層別基礎代謝基準値と基礎代謝量(平均値)』という表が、インターネットで簡単に検索出来ますが、自分の年齢の欄に基礎代謝量が記載されています。

但しこの表では18〜29歳などというくくりになっているので、自分の年齢の基礎代謝量を知りたい時には、18歳以上を対象とした『ハリス・ベネディクト方程式』という計算式があります。

女性: 665+(体重kg×9.6)+(身長cm×1.7)-(年齢×7.0)
男性: 66+(体重kg×13.7)+(身長cm×5.0)-(年齢×6.8)

この計算式は日本人向けにアレンジされているので、一度計算して基礎代謝量を把握しておくと、以後のダイエット活動に非常に役立ちます。

一人の人の中でも体調によってこんなに違う基礎代謝量

私たちはベッドで横になって安静にしている時は、ほとんどエネルギーを消費していないと思いがちですが、その時でも心臓は動いているし、呼吸もしているし、体温は平熱に保たれています。
それらの、生きていくための最低限の活動に消費されるエネルギーの量の事を、基礎代謝量といいます。

その基礎代謝量も、起き上がって元気に活動している時のエネルギーと比べると大した量ではなさそうに感じますが、実は一日の総消費エネルギーの中で7割を占め、他の生活活動で消費するエネルギーは2割しかないのです。
ちなみに残りの1割は食事の時に消費するエネルギーです。

一日の消費エネルギー量の大半を占める基礎代謝量は、地域別・性別・年齢別・体格・人種などそれぞれの人によって千差万別ですが、一人の人の中でも身体の調子、状態によって変化する事が分かっています。

では、基礎代謝量が変化するのはどんな時でしょうか。

病気で発熱している時は基礎代謝は高くなります。
体温1℃あたり、基礎代謝量は13%高くなります。
またバセドウ氏病にかかると、基礎代謝量は倍近くになることがあります。
なぜなら、基礎代謝を調節するのは甲状腺ホルモンなのですが、バセドウ氏病では甲状腺ホルモンの分泌が多くなってしまうからです。

他に、基礎代謝量が低下する例として、栄養状態の悪化が挙げられます。
偏食・栄養失調・長期の栄養不足の人などは基礎代謝量が10〜30%低下すると言われています。
そういう状態の時はタンパク質の合成能力が低下するため、エネルギーの消費が抑制されるからだと考えられていますが、無理なダイエットを続けている人が丁度あてはまります。

さらに女性の場合でいうと、月経中は基礎代謝量は最低値になり、その後月経が始まる2、3日前に最高値になります。
ですから、月経が始まる直前頃はダイエットには効果的といえるでしょう。
また妊娠4ヶ月目までの基礎代謝量には変化は見られませんが、その後は増加して、妊娠後期には約20%増加する事が分かっています。

年代別・世代別の基礎代謝量の違い

基礎代謝とは、人が生きていく上で最低限必要なエネルギーの事を言います。
何もせずに一日寝ていてもお腹がすくのは、このためです。

この基礎代謝のエネルギー量には年代別、あるいは性別によって差があります。

まず年代別に見ると、一番元気な十代後半の成長期がピークになっていて、男性が1500kcal、女性は1200kcalです。
その後は徐々に減少していき、40歳前後では男性で1450kcal、女性で1150kcalとなります。
50歳前後にはさらに減ってきて、男性では1400kcal、女性では1100kcalにまで下がります。

このように、年を取ると共に基礎代謝量が減ってくるという事は、言い換えれば、若い頃と同じ生活をしていると仮定すると、日常生活で必要なエネルギーは、若い頃よりもずっと少なくても済むという事です。

それなのに、とっている食事の量だけは若い頃と変わらないのであれば、消費されずに余ったエネルギーは脂肪に変えられて、いつの間にか太ってきたという事になるわけです。

また性別に見ると、成人男性の基礎代謝量は一日あたり1200〜1600kcal、女性は1000〜1300kcalになりますが、この差は女性が受け持つ妊娠、出産という大きな役割によるものと思われます。

女性の方が基礎代謝量が少ないという事は、女性が生き延びるためには男性に比べて少ないエネルギーで済むという事です。

年代別、性別いずれの場合もダイエットという観点からは、消費カロリーよりも摂取カロリーが多くならないようにするため、必要以上に食べないとか、基礎代謝量を高めるとかの何らかの対策を考える必要があります。